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ANAマイルの有効期限は3年、有効期限を気にしないで貯めたい人への3つの方法

2024年3月31日で、コロナ禍でこれまで延長されていたANAマイルの有効期限がとうとう来てしまいました。

ANAマイルの有効期限は取得月から3年後の月末です。
長いようで短く、普通に貯めていると、特典航空券に交換できる頃かと言うときに有効期限ぎりぎりで失効してしまいそうになってしまいます。

本記事では、ANAマイルの有効期限を気にしないで貯めることが出来る方法を3つ紹介します。

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ANAマイルへ交換できるポイントが無期限のクレジットカードを使う

ANAマイルの有効期限を気にせず貯める事ができる一番簡単な方法は、ANAマイルと交換できる有効期限がないポイントを保有し、必要な時にANAマイルに交換する方法です。

どのカードでも良いという訳ではなく、年会費、還元率、交換上限を考慮に入れた場合のおすすめのカードは以下の3つになります。

ANAアメリカン・エキスプレス・カード

アメックスは利用すると100円で1ポイントの「メンバーシップ・リワード」ポイントが貯まり1ポイント=1マイルで交換が出来ます。
ポイントは無期限なので、ANAマイルへ移行しない限り無期限でマイルを保持する事ができます。

ANAアメリカン・エキスプレス ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド
年会費(税込) 7,700円 34,100円
貯まるポイント メンバーシップ・リワードポイント(100円=1ポイント)
還元率 1.0%
有効期限 3年
移行プログラム入会で無期限
無期限
旅行傷害保険 あり
空港ラウンジ
家族カード 2,750円(税込) 17,050円(税込)
ETCカード 無料
ANAアメックスは他にプレミアム・カードがありますが、年会費165,000円(税込)と気軽に持てるカードではないので対象としては除外しています。

交換上限に注意

ANAアメックスカード以外のアメックスカードでANAマイルに他のアメックスカードも交換可能ですが、年間4万マイル上限があるので、大量に貯めて、一気にANAマイルへ交換する事が出来ません

長期的に貯めてマイルに交換をする場合、4万マイルではビジネスクラスやファーストクラスと交換するには交換上限が低いので注意が必要です。

ANAアメックスは年間移行上限がないので(一日上限はありますが999,000ポイントなのでほぼ無いと同じ)、持つ場合はANAアメリカンエキスプレスを所有してください。

アメックスHP 移行条件質問回答

標準でポイントの有効期限が無期限なのはゴールドカード/プレミアムカード

一般のANAアメリカン・エキスプレスの場合は、ポイントの有効期限は3年で無期限ではありません。
ポイント移行プログラム(年会費6,600/税込)に加入する事で無期限にすることが出来ます。

入会時キャンペーンを利用すると一気に大量のマイルを貯める事が出来る

ANAアメックスは入会キャンペーンを頻繁に開催して、入会後の条件期間中に利用した金額に応じてポイントが付与されます。AMEXは紹介プログラムがあり、会員からの紹介で入会すると、入会時のキャンペーンに更に上乗せされたポイントを獲得することが出来ます。

知り合いにANAアメックスカードを所有している人がいる場合は入会する際はそちらからの入会をおすすめします。

ANAダイナースクラブカード

ANAダイナースカードは有効期限もマイル移行上限もなく、カード利用100円につき1リワードポイントが貯まり、1リワードポイント=1マイルで移行できます。
ポイントは無期限なので、ANAマイルへ移行しない限り無期限でマイルを保持する事ができます。

年会費(税込) 29,700円(税込)
貯まるポイント リワードポイント(100円=1ポイント)
還元率 1%
有効期限 なし
旅行傷害保険 あり
空港ラウンジ
家族カード 6,600円(税込)
ETCカード 無料

通常のダイナースカーANAマイルを交換するよりお得

通常の「ダイナースクラブカード」の年会費が24,200円(税込)なので、5,500円プラスとなっています。

通常のダイナースクラブカードの場合、ANAマイルへ移行する場合は6,600円の年会費が必要で、さらに年間移行マイル数の上限が40,000マイルとなっていますのでアメックスカードと同様に、ポイントを貯めて大量のマイルを一度に移行する場合は「ANAダイナースクラブカード」を持つ必要があります。

ダイナースカード特典も同様に付帯

ANAダイナースクラブカードも、通常のダイナースクラブカード同様

  1. コース料理1名無料の優待利用(エグゼクティブダイニング)
  2. 国内外の空港ラウンジを無料
  3. コンシェルジュサービス

を受ける事が出来ます。

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・セゾンカード

セゾンが発行する対象カードで貯まる「永久不滅ポイント」はその名の通り「永久不滅」なのでANAマイルへ移行しない限り期限を気にせずに貯める事が出来ます。

年会費(税込) 初年度無料
翌年以降1,100円(税込)
※前年に一度でもカードの利用があれば無料
ポイント 永久不滅ポイント(1,000円=1ポイント)
※1永久不滅ポイント5円相当
還元率 2.0%(QUICPay利用時)
有効期限 なし
旅行傷害保険 なし
空港ラウンジ なし
家族カード なし
ETCカード 無料

利用還元率が2.0%(ANAマイル還元率1.4%)

永久不滅ポイントは、セゾンが発行する対象カードで貯まりますが、中でもセゾンパールアメックスは年会費は条件付きで無料で、QUICPayでの利用に限り、年間30万円までの利用分は還元率2.0%で「永久不滅ポイント」が貯まる大変おすすめなカードです。

永久不滅ポイントはJRキューポからも移行可能

永久不滅ポイントは「JRキューポ」から交換する事が出来きますので、他のポイントから集めて、みずほマイレージクラブカード/ANAを利用して70%の交換率でANAへと交換が出来きます。

ダイヤモンドステータスを2年ごと獲得し続ける

ダイヤモンドステータスはマイルが失効しない

ANAの上級会員「ダイアモンド」ステータスは、ステータス期間中はマイルが失効しません
また、ステータス期間終了の時点からマイルの有効期限がリセットされるので、その時点から3年後の月末が新たな有効期限となります。


引用:ANAホームページ ダイアモンドステータス特典

マイル有効期限の年に再度ダイヤモンドステータスを取得し、マイル有効期限をリセット

マイルの有効期限がステータス期間終了後にリセットされることを利用して、3年後のマイルが切れる年の4月からダイヤモンドステータスとなるように、ダイヤモンドステータスを獲得します。

これにより新たにマイルがステータス期間中は失効しないで再度有効期間がリセットされます。

飛行機に乗るのが好きで、毎年ダイヤモンドステータスを取得している人や、毎年は厳しいが2年ごとなら何とかという方にお勧めです。

ミリオンマイラーになる


ANAにはミリオンマイラーと呼ばれるプログラムがあります。

【解説】ANAミリオンマイラープログラムとは?
ANAマイレージクラブ会員となってからANA便にどれだけ搭乗したのかANAライフタイムマイル(LTマイル) 通常のマイルと違い実際に登場した区間マイレージの累積となっています。 このLTマイルが特定の基準に達成すると称号と特典を受けることが...

ANAマイレージクラブに入会してから、ANA便に搭乗した総マイル数が100万マイル以上の人に贈られる称号です。

ミリオンマイラーにはいくつかの特典がありますが、その中に

「生涯にわたるマイルの有効期限の延長」

があるのでマイルを期限切れで失効する事が無くなります。

ただ、条件である100万マイルは日本とアメリカの都市、例えばニューヨークだと、片道の区間基本マイレージが6,739マイルですので、往復で計算した場合約75往復必要です。

1,000,000 / (6,739 x 2) ≒ 75往復

1か月に1往復で6年2か月かかることになります。

一般的な生活をしている人にはハードルが高く無理に思えますが、ミリオンマイラーでカウントされるのは「区間基本マイレージ」で、格安航空券でもファーストクラスでも積算されるマイル数は同じですので、アメリカに頻繁に出張などで行く機会がある人なら10年ほどで達成も可能なので試してみる価値はあるのではないでしょうか。

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