新Vポイント開始でANAマイル交換に大きな変更なし

2024年4月22日よりVポイントとTポイントが統合され新Vポイントとしてのサービスが開始されました。

マイルの交換に関しては改悪的な事が多いのですが、今回の新Vポイントは大きな変更はないものの、これまでVポイントをANAマイルに交換していた人にとってはVポイントをTポイントに交換していた部分の手間がかからなくなったので楽になります。

この記事では新Vポイントとなったことで、これまでのVポイントとTポイントを交換してANAマイルにする手順がどのように変わったのか解説しています。

本記事内ではこれまでのVポイントをVポイント、統合後を新Vポイントと記載。

本記事の概要
  • 新VポイントのANAマイル交換ルートに関する解説
  • 新Vポイントで旧Vポイント統合によるその他サービス変更点
目次

ANAマイルへ交換ルートでVポイントからTポイントへの交換作業が不要に

旧VポイントはTポイントへの交換が必要

これまでは、ANAカードを所有している場合、2種類のVポイントが貯まっていました。

ANAマイル移行可能ポイント毎月のカード利用金額に応じて付与されるVポイント(200円につき1ポイント)
通常ポイントキャンペーン特典やNISA積立などで付与されるVポイント

ANAマイル移行可能ポイントは商品券や他社ポイントにも交換可能ですが、ANAマイルへの交換として貯めたポイントですので、カードグレードに応じた交換レート(一般1倍、ゴールド2倍、プラチナ3倍)で貯まったポイントをANAマイルに交換できます。

一方、通常ポイントANAマイルへ交換は可能ですが、交換率レートが60%と低いため、Tポイントへ交換して「みずほルート」の70%でANAマイルへ移行する作業が必要でした。

ANAマイル移行可能ポイント → 1ポイント = 1~3マイル

通常ポイント → 1ポイント = 0.6マイル

VポイントはJRキューポへ交換が出来ないので、通常ポイントをVポイントに交換が必要

みずほルートにおいて、VポイントをTポイントに交換する箇所は、下図のオレンジ色の枠の部分です。

[VポイントからANAマイルへの交換ルート]

Vポイント→Tポイント→JRキューポ→永久不滅ポイント→ANAマイル

新Vポイントでは直接JRキューポへ交換が出来る

今回のVポイントとTポイントの統合で、新VポイントからJRキューポへの交換ルートはそのまま維持されているので交換ルート概要は次の様になります。

統合前には必要だったVポイントからTポイントへの交換部分が無くなり、これまでVポイントとして貯まっていたポイントも、Tポイントとして貯まっていたポイントも、今後は新Vポイントとして共通で貯まる為、JRキューポへそのまま交換する事が出来、手間がかからなくなります。

[新VポイントからANAマイルへの交換ルート]

新Vポイント→JRキューポ→永久不滅ポイント→ANAマイル

VポイントをTポイントに交換していた手間が不要でそのままJRキューポへ交換可能

VポイントTポイントを合算して利用するには連携手続きが必要

TポイントとVポイントを合算して新Vポイントとして利用するには両者をID連携する作業が必要となっています。

連携作業をすることで、今後Vポイントアプリ(旧Vポイント)とモバイルVカード(Tポイント)のそれぞれを利用して貯まった新Vポイントは共通して使う事が出来るようになります。

ID連携は、Vポイントから「VポイントPayアプリ」、「Vpassアプリ」、「VpassWeb」でTポイント側と連携するる手続きを行います。

詳細手続きは、三井住友カードのID連携手続き方法のページを参考にしてください。

以下のアプリは今後、Tポイント加盟店で提示するのに必要なアプリですので、ダウンロードしておくことをおすすめします。

VポイントPay

VポイントPay

三井住友カード株式会社無料posted withアプリーチ

Vpassアプリ→VポイントPay

Vポイントアプリ(旧名称:Tポイントアプリ)

Vポイントアプリ(旧名称:Tポイントアプリ)

CCCMKホールディングス無料posted withアプリーチ

Tポイントアプリ→Vポイントアプリ

Vpassアプリ,Tポイントアプリをすでにインストール済みの場合は最新バージョンにアップデートする事で新しいアプリに切り替わります。

新Vポイントサービス開始に伴うその他変更点

新Vポイントは実質的に有効期限なし

これまでVポイントは有効期限がカードの種類によりプラチナ4年、ゴールド3年、一般2年でしたが、新Vポイントでは最終利用から1年間となるので、使い続けている限りは有効期限は延長され続けるので有効期限は無期限となります。

引用:三井住友カード おしらせ

ANAカードのマイレージ移行ポイントは新Vポイントとは別枠に

引用:三井住友カード サービス改定のお知らせ

ANAマイレージ移行可能ポイントは、これまではANAマイルへ交換しない場合に直接、商品や他社ポイントへ交換可能でしたが、新VポイントではANAマイル以外へ交換する場合はVポイントへの交換手続きが必要となっています。

統合まではVポイントの内のANAマイレージ移行可能ポイントが表示されていたのが、統合後は別々の管理となる為、新VポイントとANAマイレージ移行可能ポイントがそれぞれ表示されるようになります。

私の実際のVポイント状況はサービス開始後以下の様になっていました。

以前は、どのポイントが一般ポイントで、どのカードの分か分かりにくかったのですが、かなりポイントの保有状況が分かりやすくなっています。

スマホタッチ決済「対象のコンビニ・飲食店で最大7%還元!」

ANAカードは7%還元対象外

Vポイントは対象コンビニ店・飲食店で最大7%のポイント還元サービスがあるので、7%で貯めたVポイントをANAマイルへ交換可能に思えますが、三井住友ANAカードは対象店舗で利用しても7%のポイントは獲得できません。

三井住友VISAカードの「よくある質問」で次の様に回答があります。

ANAカードやAmazonカードなどの提携カードは、「対象のコンビニ・飲食店で最大7%還元!」の対象ですか?

いいえ、ANAカードやAmazonカードなどの提携カードは、「対象のコンビニ・飲食店で最大7%還元!」サービスの対象外となります。

対象カードで利用するとANAマイル還元率4.9%

7%で貯まったVポイントを交換率70%のみずほルートで交換した場合4.9%のANAマイル還元率となり、ANAカードで決済するよりも多くのANAマイルを貯める事が出来ます。

Oliveフレキシブルペイ
Oliveフレキシブルペイ ゴールド
Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファード【プリファード特約店としてポイント加算の対象】
三井住友カード プラチナ VISA/ Mastercard
三井住友カード プラチナ PA-TYPE VISA/ Mastercard
三井住友カード プラチナプリファード【プリファード特約店としてポイント加算の対象】
三井住友カード ゴールド VISA/ Mastercard
三井住友カード ゴールド PA-TYPE VISA/ Mastercard
三井住友カード ゴールド VISA/ Mastercard(NL)
三井住友カード プライムゴールドVISA/ Mastercard
三井住友カード エグゼクティブ VISA/ Mastercard
三井住友カード VISA/ Mastercard(NL)
三井住友カード VISA/ Mastercard(CL)
プロミスVisaカード
三井住友カード VISA/ Mastercard
三井住友カード A VISA/ Mastercard
三井住友カード アミティエ VISA/ Mastercard
三井住友カードゴールドVISA(SMBC)/三井住友カードプライムゴールドVISA(SMBC)/三井住友カードVISA(SMBC)
旧 三井住友VISA SMBC CARD
三井住友カード デビュープラス VISA
エブリプラス(VISA)
三井住友カード RevoStyle
三井住友カード Tile
三井住友ビジネスプラチナカード for Owners(VISA/ Mastercard)
三井住友ビジネスゴールドカード for Owners(VISA/ Mastercard)
三井住友ビジネスカード for Owners(VISA/ Mastercard)
三井住友ヤングゴールドカード(VISA/ Mastercard)
三井住友銀行キャッシュカード一体型カード

年会費無料でおすすめなのが三井住友カードナンバーレスカード。

今なら入会翌月末までに3回タッチ決済を利用すると5,000円分のVpointPayギフトプレゼントキャンペーン実施中です。

【申込期間】2024年4月22日(月)~6月30日(日)

【発行期間】カードお申し込み月+1ヵ月後末まで

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2024年4月時点でのポイントサイトでの獲得ポイントは以下になっていて

ハピタス2,600pt
モッピー2,200pt

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>>その他おすすめポイントサイト

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まとめ

新Vポイントの開始に伴う、ANAマイル交換ルートには大きな変更はなく、これまでVポイントはTポイントに交換しJRキューポへ交換の必要がありました。

今後は新Vポイントとして貯まるのでそのままJRキューポへと交換が可能となっているので手間がかからなくなっています。

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