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継続ボーナスマイルでANAマイルを貯める交通系ANAカード4枚

毎年ANAマイルが4,000マイル獲得できるとしたら何円までなら出しますか?

因みに、4,000マイル獲得するのにANAカードの必要な利用額は以下の通りです。

一般カード : 0.5%還元率→80万円
ゴールドカード : 1.0%還元率→40万円

ANAマイラーなら一枚は持っていると思いますANAカードですが、所有していると毎年カードの継続時にANAマイルがもらえるお得なカードとなっています。

今回は、継続ボーナスマイルをもらえる交通系ANAカードを紹介と年会費割引で低コストで所有する方法について解説します。

知っている人にとっては今更と思う内容すが、私の周りに聞いたところANAカードは知っていても、年会費優遇については興味がないのか知らなかったので記事にしてみました。

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ANAカードは毎年継続マイルが貰える

ANAカードはカードのランクによって、入会ボーナス継続ボーナスのマイルが貰えます。

対象カード 入会ボーナスマイル 継続ボーナスマイル
ANAカード一般 1,000マイル 1,000マイル
ANAゴールドカード 2,000マイル 2,000マイル
ANAカード プレミアム 10,000マイル 10,000マイル
年会費支払い月(引き落とし月)の翌月末頃に積算されます。

つまり、ANAカードはたくさん持っていれば所有枚数に応じて継続ボーナスマイルでANAマイルを獲得できるのです。

ANAマイルは何枚もてるのか?

ANAマイルを貯めているマイラーなら、ANAカードを少なくとも1枚は所有して、普段も利用しているかと思います。では、ANAカードはたくさんありますが、同時に所有できるのは何枚かと言うと9枚です。

同時に所有できるANAカードでお勧めするのが以下の4枚の交通系ANAカードとなります。

  1. ANA TO Me CARD PASMO JCBカード(ソラチカカード)
  2. ANA VISA Suicaカード
  3. ANA TOKYU POINT ClubQ PASMOカード
  4. ANA VISA nimocaカード

獲得できる継続ボーナスマイルと年会費

交通系ANAカード4枚普通に所有した場合一般ANAカードの年会費は2,200円(税込)、カード更新時に獲得できる「継続ボーナスマイル」は1枚1,000マイルで合計は以下になります。

カード名 継続ボーナスマイル 年会費
ソラチカカード 1,000マイル 2,200円(税込)
ANA VISA Suicaカード 1,000マイル 2,200円(税込)
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMOカード 1,000マイル 2,200円(税込)
ANA VISA nimocaカード 1,000マイル 2,200円(税込)
合計 4,000マイル 8,800円(税込)

年会費が8,800円(税込)、実際に利用するわけではないですが毎月にして約733円の出費に相当しますが、いかがですか?

ANAゴールドカードで年間40万円利用するのに比べると確かに格安です。
ただ、4,000マイル獲得するのに毎年8,800円支払うのはちょっと抵抗がある人もいるかと思います。

[年会費優遇を適用した場合]

そこで、この4枚を安く所有するのに利用したいのが、カードの年会費優遇です。

方法は後程解説しますが、ある方法を使うと年会費がそれぞれ約825円(税込)程になり、継続ボーナスマイルは変わりません。

年会費割引の場合の合計はと言うと、以下の通り3,303円(税込)になります。

カード名 継続ボーナスマイル 年会費
ソラチカカード 1,000マイル 825円(税込)
ANA VISA Suicaカード 1,000マイル 826円(税込)
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMOカード 1,000マイル 826円(税込)
ANA VISA nimocaカード 1,000マイル 826円(税込)
合計 4,000マイル 3,303円(税込)

毎月に換算すると

約275円(税込)/月

コーヒー1杯程度の毎月の出費で毎年4,000マイル獲得できるのです。1年間でANAゴールドカードを利用して40万利用しないと獲得できなANAマイルが、3,303円(税込)の出費で獲得できるはかなりお得にマイルを獲得できると言ってはいいのではないでしょうか。

入会ボーナス・継続ボーナスは本会員が対象

ANAカードの入会ボーナス・継続ボーナスは本会員のみが対象に付与されます。
家族カードは対象外ですので発行してもマイルを獲得できませんので注意してください。

交通系ANAカード紹介

4枚の交通系ANAカードをそれぞれ紹介します。

ANA TO Me CARD PASMO JCBカード(ソラチカカード)

ANA TO Me CARD PASMO JCBカードはJCBがANAと提携して発行しているANAカードで、交通系ICのPASMOとの一体型で、定期券も搭載できるカードです。

ソラチカカードの特徴は、メトロポイントを貯めたり、提携先と交換する事が出来ることで、提携先としてANAマイルがあります。

その交換率は驚異の90%で、昔はANAマイルの交換ルートの一つソラチカルート」として、ポイントサイトのポイントをメトロポイント経由でANAマイルへ交換が出来たため多くのANAマイラーが所有していました。
(2018年3月末をもって、ポイントサイトからメトロポイントへの交換が廃止となったので現在は使用できません)

[基本情報]

年会費 初年度年会費無料
翌年以降 2,200円(税込)
年会費優遇で825円(税込)
ポイント還元率 0.5%
貯まるポイント OkiDokiポイント
扱えるポイント メトロポイント
国際ブランド JCB
家族カード なし

ANA VISA Suicaカード

ANA VISA Suicaカードは、三井住友カードがANAと提携して発行している、交通系ICカードのSuicaと一体型のカードです。

以前はモバイルSuicaのクレジットーチャージカードはビューカード以外は年会費が必要だったのでこのカードを所有し、オートチャージや定期券購入でマイルも貯めるのに保有しているANAマイラーも多くいたのではないかと思います。
(現在はモバイルSuicaのクレジットカード登録はビューカード以外でも年会費はかかりません)

年会費 初年度年会費無料
翌年以降 2,200円(税込)
年会費優遇 826円(税込)
ポイント還元率 0.5%
貯まるポイント Vポイント
扱えるポイント JREポイント
国際ブランド VISA
家族カード なし

ANA TOKYU POINT ClubQ PASMOカード

ANA TOKYU POINT ClubQ PASMOカードはANAが三井住友カードと提携して発行している、交通系ICカードのPASMOと一体型のカードでソラチカカードと同様、定期券も搭載できるカードです。

ANA TOKYU POINT ClubQ PASMOカード特徴は、TOKYUポイントを貯めたり、提携先と交換する事が出来ることで、提携先としてANAマイルがあります。

このカードも以前はANAマイルの交換ルートの一つ「TOKYUルート」として、ポイントをANAマイルに交換率75%で交換が出来たカードです。
(2022年3月末をもって、ポイントサイトからTOKYUポイントへの交換が廃止となったので現在は使用できません)

年会費 初年度年会費無料
翌年以降 2,200円(税込)
年会費優遇 826円(税込)
ポイント還元率 0.5%
貯まるポイント Vポイント
扱えるポイント TOKYU POINT
国際ブランド マスターカード
家族カード 初年度年会費無料
1,100円(税込)

ANA VISA nimocaカード

ANA nimocaカードはANAが三井住友カードと提携して発行している、交通系ICカードのnimocaと一体型のカードです。

ANA nimocaカードの特徴は、nimocaポイントを貯めたり提携先と交換する事が出来ることで、提携先としてANAマイルがあります。

その交換率は70%で、現時点での最高交換率マイルルートである「みずほルート」と並び「nimocaルート」として活躍しています。

年会費 初年度年会費無料
翌年以降 2,200円(税込)
年会費優遇 826円(税込)
ポイント還元率 0.5%
貯まるポイント Vポイント
扱えるポイント nimocaポイント
国際ブランド VISAカード
家族カード 初年度年会費無料
1,100円(税込)

ANAカード年会費優遇の方法

紹介した4枚のANAカードを全部所有した場合、通常年会費は合計で8,800円(税込)です。

この4枚を発行している会社はJCB三井住友ですが、年会費優遇サービスで割引する事ができます。

ソラチカカード 2,200円 → 825円
ANA VISA Suicaカード
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMOカード
ANA VISA nimocaカード
2,200円 → 826円

JCBカードの年会費優遇条件

JCBカードは以下の条件を満たすことで、年会費キャッシュバックを受ける事ができます。

・スマリボに登録していること
・カードの有効期限月の前月の15日から12ヵ月さかのぼった期間内にショッピングの利用があること

一般カードの年会費キャッシュバック金額は以下の通りです。

カードグレード 年会費(税込) キャッシュバック金額
一般 1,375円以上 1,375円
1,375円未満 年会費(税込)と同額

ソラチカカードは一般カードで、年会費2,200円(税込)ですので、

2,200-1,375 = 825円(税込)

となります。
下図は昨年の私のソラチカカードの年会費キャッシュバックの明細ですが、このように825円となっています。

年会費キャッシュバック条件1:スマリボの登録

スマリボはショッピング1回払いご利用分が自動的にリボ払いになる支払い方法です。
リボ払いの支払い方式ですが、現時点では手数料を発生させる必要はないので、リボ払い設定ではありますが、正しく利用する事で利息を発生させずに年会費優遇を受ける事が出来ます。

スマリボ|クレジットカードなら、JCBカード
事前にスマリボに登録すると、国内・海外問わずショッピング1回払いご利用分が自動的にリボ払いになります。お客様の無理のないペースでお支払いが可能です。

支払いコースは「ゆとりコース」/「標準コース」2つあり、コースにより、利用残高に対する毎月の支払額が決まっています。

引用:JCB公式ページ スマリボ

この表だと分かりにくいのですが、各月の利用残高に応じて毎月支払う金額が変わると言う事です。

例として[ゆとりコース]で120,000円の利用残高がある場合は、120,000円が残高10万円までは毎月10,000円づつ、10万円以下に減ると毎月5,000円づつ減っていくメージとなります。

下図を見ると分かりやすいと思いますが、返済金額が段階的に変わり、返済額も少ないため全部返済するまでにはかなり長い期間が必要でその間利息がかかってしまうのです。
10,000円を2回
5,000円を20回
と2年近くもかかってしまい更に利息がその間残高に対してかかります。

繰り上げ返済をすることはできますが、しない場合はこのように長期にわたって返済が必要で利息が膨らむのがリボ払いの怖い所です


引用:JCB公式ページ スマリボ

スマリボの利息を発生させない方法

年会費キャッシュバックの条件は「スマリボ」に登録している事ですので、利息を発生させる必要はありません

スマリボの各コースの最低支払金額は
「ゆとりコース」:5,000円
「標準コース」:10,000円
となっています。

それ以下の利用金額の場合手数料が発生しません

ゆとりコースを設定した場合、10万円までの利用残高に対しは、5,000円が毎月の支払いとなるので、言い換えれば、1円以上5,000円以下の利用の場合は一括払いと同じことになり手数料が発生しない

設定したコースの最低支払額(5,000円 or 10,000円)以上の利用を絶対にしないように注意してください。

年会費キャッシュバック条件2:年に1回の利用が必要

もうひとつの年会費キャッシュバックを受ける条件は、所有カードに記載の有効期限を確認し、その前月15日より前12か月の間に1回以上のショッピングをする事です。


引用:JJB公式ページ

三井住友カードの年会費優遇条件

現在三井住友カードは年会費割引は次の2つの方法があります。

  1.  WEB明細利用
  2. 「マイ・ペイすリボ」に登録の上1回以上の手数料発生

WEB明細利用割引はANAカードは対象外となっていますので、「マイ・ペイすリボ」の方の条件を満たすことで、年会費が以下の通りに優遇されます。

ANA VISA Suicaカード 本会員 2,200円(税込)
→ 826円(税込) (1,374円(税込)割引)
家族会員
ANA TOKYU POINT
ClubQ PASMO マスターカード
本会員 2,200円(税込)
→ 826円(税込) (1,374円(税込)割引)
家族会員 1,100円(税込)
→ 522円(税込) (578円(税込)割引)
ANA VISA nimocaカード 本会員 2,200円(税込)
→ 826円(税込) (1,374円(税込)割引)
家族会員 1,100円(税込)
→ 522円(税込) (578円(税込)割引)
参考として家族カードの割引額も載せていますが、家族カードは継続ボーナス対象外です

「マイ・ペイすリボ」とは

マイ・ペイすリボとは、名前の通りリボ払いによるカード利用料の支払いです。
リボ払いと聞くと危険なイメージがありますが年会費割引を適用させる場合は間違えてもそこまで危険ではないので安心してください。

「マイ・ペイすリボ」は、毎月自分が指定した金額を支払い、指定した金額を超えた分(残高)は翌月以降の支払いとして手数料として利息(15%)を支払うというサービスです。

マイ・ペイすリボの設定

三井住友カードの公式サイト「Vpass」にログインし「マイ・ペイすリボ」を選択します。

元金定額コースを利用予定金額より多少低い値に設定します。
年に1回の利用で大きな買い物をしない場合は最低設定金額の5千円で十分です。

設定が正しく完了すると、「リボ払いご設定内容・残高照会」で確認すると以下の様になっています。

手数料を発生させるのに必要な利用額

最低支払金額で5,000円を設定した場合、5,000円を超えた分がリボ払いの対象となります。

ここで、注意が必要なのは年会費優遇を受けるためには手数料を発生させる必要です。

結論から言うと確実に手数料を発生させるためには1,300円の残高を繰り越す必要があります。

細かい計算はここでは載せませんが、簡単に説明すると年間利息15%に対して残高を繰り越した日数分の利息が1円以上となるように利用する必要があります。

この繰り越し日数が、リボ払い初回と継続月で変わり、年会費優遇を受ける場合には初回支払での繰り越し日数となるのですが、土日を挟んだりで月によって2日~5日と月によって変わります。

手数料発生は少々難しいのですが、手順通りに実行すれば問題はありません。
ちゃんと理解できないと利用するのは怖いという方は、「マイペイすリボ 手数料 1円」と検索する事で解説してくれているサイトが沢山ありますので参考にしてみてください。

予定よりも多く利用してしまった場合

利用残高が最低設定金額+1,300円の利用が理想ですが多く利用してしまった場合は、1000円単位で追加支払いする事が出来ます。

「次回お支払い金額の増額」の方を選択

次回お支払い金額」の方を選択して次に進む

支払い可能額が表示されるので、残高が1300円以上となるように追加支払額を入力する。
例えば6,300円利用する予定が8,500円利用してしまった場合は5,000円が支払予定額となっていますので、さらに2,000円追加支払いをすることで7,000円の支払いとなり、残高1,500円で繰り越しになります。※金額変更発生時に画像追加予定です。

まとめ

交通系のANAカード4枚を所有する事で、ANAゴールドカードでも40万円利用しないと貯まらないANAマイル4,000マイルを3,303円の年会費で獲得する事が出来る事を紹介しました。

年会費優遇を受けるためには注意が必要ですが、慣れると簡単ですので是非試してみてください。

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