国民年金/地方税納付でANAマイルが貯まるおすすめスマホ決済は?

毎年自動車税やら固定資産税を現金で納付しているけど、金額が大きいのでポイントが付かないのはもったいないと思っていませんか?ポイントが貯まる=ANAマイルが貯まると考えるのが陸マイラーです。

クレジットカードでの支払いは以前よりできますが、手数料が必要なので付与されるポイントとほぼ相殺されてしまいお得はない状況でした。

2023年2月からは国民年金が、2023年4月からは地方税スマホ決済で納付できるようになったので、スマホ決済アプリのチャージ方法を工夫する事でチャージの際にマイルに交換できるポイントを獲得してマイルを貯める事が出来るようになったのです。

2024年で税金を納めるのにお得なおすすめのスマホ決済アプリは「楽天Pay」です。

なぜなら、楽天Payは税金納付だけでなく、サービスの拡大で多くの実店舗でも利用できるようになっていて、税金納付だけでなく。「楽天キャッシュ」へチャージした残高は無駄にならなく、楽天ポイントも貯まるおすすめなスマホ決済となっているからです。。

本記事は、国民年金と地方税で使えるスマホ決済とANAマイルを税金支払いで貯める方法について解説しています。

この記事の概要
  • 国民年金と地方納税で使えるスマホ決済の種類解説
  • スマホ決済対応クレカチャージについて解説
  • スマホ決済でANAマイルを貯める仕組み解説
目次

国民年金/地方税納付に対応しているスマホ決済

国民年金保険料のスマホ決済支払

2024年現在、国民年金の保険料を支払う事の出来るスマホアプリは

引用:国民年金HP スマートフォンアプリでのお支払い

となっています。

国民年金対応スマホアプリ
  • auPAY
  • d払い
  • PayB
  • PayPay
  • LinePay(2023年11月1日から対象)
  • 楽天ペイ

となっています。

国民年金は会社員の人は、厚生年金が給与から天引きされるため納付する機会は少ないですが、自営業の人や、転職活動中の場合は「領収(納付受託)済通知書」(納付書)が送られてきますので、印字されたバーコードを、決済アプリのカメラ機能で読み取ることで納付します。

クレジットカード納付では必要な手数料はスマホ決済の場合はありません。
どのアプリでも手数料無料で納付できます。

引用:国民年金機構HP スマートフォンアプリでのお支払い

※事前に申請をして前納とすることで支払金額が安くなります。
スマホ決済の場合は納付書払いと同じ扱いで、口座振替よりも割引額は小さいですが、前納分割引に加えて、スマホ決済利用で獲得できるポイントの2重割引となるのでお得です。

地方税のスマホ決済支払

地方税は2023年4月より「地方税統一QRコード(eL-QR)」を利用しての税金納付ができるようになり、それに合わせて各スマホ決済も順次対応が始まっています。

eL-QRとは?

eL-QRは「地方税を納付する際に使用される識別用の統一QRコード」で、これまで自治体によってクレジットカード納付が可能であったり、一部のスマホ決済のみ可能であったりとバラバラだった税金納付が、この統一QRコードによって、全国1700以上の自治体で共通の方法で税金を納付することが出来るようになりました。


eL-QRでの支払いは、クレジットカードの場合に必要だった手数料はなく、手数料無料です。

引用:地方税お支払いサイト

支払できる地方税(県税/市税)の種類

eL-QRで支払える主な地方税には以下のようなものがあります。

  • 自動車税種別割
  • 軽自動車税
  • 固定資産税・都市計画税
  • 住民税
  • 個人事業税
  • 不動産取得税

市町村によって「eL-QR」で対応可能な税金が違うので、お住いの自治体のホームページで確認してください。

「el-QR」に対応決済アプリ

2024年1月時点でeL-QRでの支払いに対応しているスマホ決済アプリは以下になっています。

引用:地方税お支払いサイト

「国民年金保険料」と比べて、多くのスマホ決済に対応しています。

スマホ決済クレジットカード対応
auPAY
F-REGI×
さるほぼコイン×
FamiPay
PayB×
モバイルレジ〇(手数料あり)
atone×
PayPay×(PayPayカードのみ)
楽天銀行アプリ×
Wallet+×
京銀アプリ×
北陸銀行ポータルアプリ×
YOKA!Pay×
どうぎんアプリ×
はまPay×
d払い×
楽天ペイ※直接チャージは楽天カードのみ
BankPay×
まにこいん×
Jcoin×
西日本シティ銀行アプリ×
AGENTアプリ×
りそなグループアプリ×

国民年金・地方税のどちらにも利用できるスマホ決済

国民年金と地方税の両方に対応していているスマホ決済が、クレジットカードチャージ対応とチャージした残高を無駄なく使えるかについてまとめました。

スマホ決済クレカチャージオンライン決済利用利便性
楽天Pay〇(楽天カードのみ)
FamiPay〇(JCBのみ)
auPay◎(対象カード条件あり)
PayPay✕(PayPayカードのみ)
payB◎(5ブランド対応)

payBは請求書支払・税金支払い向けのアプリで日常生活の利用には向いていません。PayPayはシェアNo1のスマホ決済ですが、ANAマイルを貯めるのに必要なポイントをPayPayカードは獲得できません。

残りの3つのスマホ決済がANAマイルを貯めるのには適したスマホ決済となるようです。

楽天ペイのチャージ方法

楽天ペイは「楽天」が提供しているスマホ決済サービスです。楽天ペイは2023年4月17日よりel-QRと国民年金の両方に対応したサービスを開始しています。

楽天Payチャージ方法
楽天ペイへのチャージ方法

この楽天ペイへのチャージ方法は6種類ありますが、クレジットカードで対応しているのは「楽天カード」のみで他のクレジットカードは使えないので、楽天ペイへのチャージで直接ANAマイルが貯まるポイントが付与されるクレジットカードがそのままではできません。

後程、このデメリットを解消するための方法について解説します。

FamiPayのチャージ方法

FamiPayはコンビニ大手の「ファミリーマート」が提供しているスマホ決済です。2024年時点では国民年金の支払いには対応していませんが、地方税には2023年4月1日よりel-QRに対応したコード払いサービスを開始しています。

FamiPayへのチャージ方法

クレジットカードによるチャージは

・ファミリーマートが発行しているクレジットカード「ファミマTカード」
JCBブランドのクレジットカード


で可能となっています。

FamiPayへのクレジットカードチャージは「ファミマTカード」と「他のJCBブランドカード」でチャージ可能額や上限額に違いがあります。

FamiPayは他のスマホ決済や、クレジットカード決済では通常出来ない「POSAカード」をスマホ決済で購入可能な点です。

auPayのチャージ方法

auPayは通信会社「au」が提供しているスマホ決済で、
2023年2月20日から国民年金の支払いサービスを開始、2023年4月1日よりel-QRに対応したコード払いサービスを開始してます。

auPayへのチャージ方法

auPayへのチャージ方法は6種類あり、このうちクレジットカードでチャージした場合にANAマイルに交換できるポイントを貯める事は出来ます。

auPayにチャージ可能なクレジットカードは


引用:auPay HP 残高へのチャージ

この表を見やすくすると次のようなチャージブランド対応となっています。

MasteCardAmericanExpressであればどこのカード会社でもチャージ可能ですが、VISAJCBは対応するカード会社が限られています。

スマホ決済でANAマイルが貯まる仕組み

国民年金/地方税の支払いのスマホ決済自体には基本的にポイントはつきません

スマホ決済でANAマイルを貯める方法は、各スマホ決済アプリへクレジッドカードで残高チャージで付与されるポイントがANAマイルへ交換可能なポイントを多く獲得する事です。

みずほルート」「nimocaルート」のルートを見るとクレジットカードチャージで獲得できそうなポイントは3つ。

  1. JRキューポ
  2. Tポイント
  3. WAON POINT

これらのポイントを各スマホ決済へのチャージで獲得する方法についての例を紹介します。

1.auPay/FamiPayへのチャージ

クレジットカードで直接チャージ

FamiPay/auPayへ直接クレジットカードチャージをする場合

FamiPayとauPayに両方対応しているのは「みずほルート」に使用するJQセゾンカードで、ポイント還元率は0.5%です。

JALPayを経由してチャージ

JALPayがクレジットカードチャージに対応したことで、auPayに直接チャージが出来ない高還元率クレジットカードでもチャージする事が出来るようになりました。

2024年4月時点ではJAL PayからのチャージでJALマイルも付与されていますが、いつ付与されなくなるかはわかりませんの注してください。

2.楽天ペイの支払元である楽天キャッシュへのチャージ

楽天Payで決済をするには、支払元を「楽天カード」か「楽天キャッシュを指定します。

楽天カードで貯まるポイントは楽天ポイントとなってしまうのでマイルを貯めるポイントは獲得できません。

楽天キャッシュは楽天カード以外は直接楽天キャッシュにチャージをすることができないのですが、ひと手間です。

楽天ギフトカードを使って「楽天キャッシュ」にチャージする方法

楽天ギフトカード

楽天ギフトカードはPOSAカードと呼ばれていて、他にもPOSAカードは「Apple Gift Card」「Google Playギフトカード」「T-MONEYギフトカード」「Amazonギフトカード」等があります。

このPOSAカードは現金購入が原則なのですが

  • FamiPayによる購入(ファミリーマート)
  • waonによる購入(ミニストップ)
  • nanacoによる購入(セブンイレブン)

の方法だと現金以外の購入が可能となります。

「楽天ギフトカード」は「楽天ペイアプリ/楽天キャッシュHP」でログイン後、ギフトカード裏面にあるPIN番号を入力してチャージ(受け取り)します。

引用:楽天ペイ HP

楽天Payは支払元の設定を変更できるので、チャージした「楽天キャッシュ」に設定することで、間接的にクレジットカードを使って支払ったことにすることができます。

楽天Edyを経由して楽天キャッシュにチャージする方法

楽天Edyと楽天キャッシュの相互交換が2023年7月25日より開始したことで、楽天Edyは楽天カード以外のクレジットカードでもチャージが出来るようになり、ANAマイルを貯めるルートができました。

引用:楽天ペイHP アナウンス

2024年4月2日よりJALPayがクレジットカードチャージに対応したことで、Andoroidユーザ/iPhoneユーザ共に、JALPayを経由して、楽天Payへのルートが開通しています。

Android端末:ANAPay経由で楽天Edyから楽天キャッシュにチャージして決済
iPhone端末:applePayでモバイルwaon/モバイルnanacoで楽天ギフトを購入してチャージして決済

[JALPay/ANAPayを経由した楽天Payでの国民年金、地方税支払参考ルート]

TカードPrimeは通常還元率は1.0%ですが、日曜日利用時の還元率が1.5%と言うカードで、貯まるポイントはVポイントです。

楽天Edyを楽天キャッシュに交換は楽天Payでポイントはつきませんが、国民年金/地方税の支払いを行う事ができのに加え、実店舗で楽天ペイ支払時には1.0%の楽天ポイントまで貯まるので汎用性の高いルートとなっています。

楽天キャッシュへの楽天Edyからのチャージ(交換)は月額上限が10万までとなっていますので、多くの税金を納める場合は事前に必要分余裕をもってチャージする事をおすすめします。

TカードPrimeのポイント付与対象を利用規約で見ると

第 4 条(本ポイント付与の対象外取引)
次の各号に定める代金については、本ポイント付与の対象外とします。
(1)カードキャッシングの利用代金および手数料。
(2)分割払い・リボルビング払いの手数料。
(3)年会費等の費用。
(4)本カード再発行等に関する手数料。
(5)本カード以外でのカードショッピングまたは現金によるお支払の場合。
(6)Edy、nanaco、Kyash、WebMoney、TOYOTA Wallet、T マネー等の電子マネーの各チャージ利用代金。
(7)会員が当社所定の約定支払額確定日前に支払ったカードショッピング利用代金。

引用:TカードPrice会員規約

となっていて、(6)を見ると、現時点ではANAPay/JALPayは含まれていないのでVポイントが貯まります。

実際に、利用明細を見ても4万円分のANA Payへのチャージで1.5%のTポイントが付与されているのが確認できます。

電子マネーへのチャージのポイント還元は改悪されやすいので最新の情報は要チェック

国税の支払いではAmazonギフトの支払いを直接チャージするだけでお手軽なのでお勧めしています。

残高チャージの手間を面倒だと思ない人の場合、TカードPrimeから楽天キャッシュにチャージするルートで、

国民年金/地方税/国税

これらすべてが楽天Payで支払いが可能となります。

2024年おすすめの国民年金/地方税支払スマホ決済は

個人的には国民年金/地方税の支払いでおすすめなスマホ決済は楽天Payです。

楽天Payがおすすめな理由

・国民年金/地方税どちらも納付対応(※2023年12月からは国税決済も楽天Payが対応開始)
・税金納付以外にも実店舗でも利用できるため様々な支払用途に使えて楽天ポイントも貯まる。
・TカードPrimeを使ったチャージルートを使う事でポイントの3重取りが出来るためお得

まとめ

国民年金地方税がスマホ決済で支払う事が出来るようになったので対応しているスマホ決済アプリの紹介をしました。

スマホ決済アプリにチャージの際にANAマイルに交換できるポイントが貯まるクレジットカードを使う事で、税金の支払いでもANAマイルを貯める事が出来ます。

税金払いに使うスマホ決済アプリでおすすめなのは「楽天Pay」で、税金の支払いだけでなく実店舗の利用や、投資信託積立にも利用できるため残った残高も無駄にならなく汎用性が高いためです。

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