ANA陸マイラー入門解説

最近はTVでも特集が組まれるようになって、陸マイラーの認知度も大分高くなってきました。「陸(おか/りく)マイラー」とは、飛行機に乗らずにマイルを大量に貯める人のことです。

マイルを飛行機に乗れらなくても貯める事ができるの?

はい、それどころか飛行機に乗らないで貯める方法を使わないとたくさんのマイルを貯める事は出来ないと言ってもいいでしょう。

難しい方法が必要なのか怪しい方法なんでしょ!
ANAカード持っていればANAマイル貯まるんでしょ!?

そんなことはありません、大量に貯めるにはANAカード持っているだけでは難しいです。
誰でも出来る方法で、違法な事でもなく、むしろ始めたばかりの人の方が貯めやすいのですし、残りの人生を陸マイラーとして生きる必要はありません。そんな方法があるのです。

ハワイにビジネスクラスで行ってみたい!
一度でいいからファーストクラスを体験してみたい!

それだけの目標達成だけでも十分です!

この記事を読むことでマイルをたくさん貯める為の基本知識は理解できるようになります。
難しい用語や専門的な用語は出来るだけ使わないように解説するつもりですが、一つだけ最初に説明しておきたい用語が、マイルを貯めるホームページで出てくる「マイル」と「マイレージ」といった用語です。

マイル →航空会社のポイントプログラムで貯まるポイントのこと
マイレージ→航空会社のポイントプログラムのこと

マイルと言うポイントを貯めて、マイレージと言うサービスで提供している特典と引き換える事が出来るという違いがある事だけは覚えておいてください。

余談ですが、マイレージと言う名前は日本独自の用語で、海外では「フリークエントフライヤープログラム」と一般的には呼ばれています。

本記事ではこの「マイル」を貯めることについて解説します。

マイルを大量に貯める始めの一歩は、マイレージ会員になることからです、そしてマイルを貯める方法は大きく分けると以下の4つに集約されます。

  1. 飛行機に搭乗して貯める
  2. キャンペーン / 特典で貯める
  3. クレジットカードに付くポイントを交換して貯める。
  4. ポイントサイトの利用で得たポイントを交換して貯める

下の方法ほど上級者なマイルの貯め方です。
③と④はANAマイルにする方法としては同じですが、交換元のポイントの貯め方が違います。
更に超上級者となると、「紹介プログラムで貯める」「ブログで貯める」と言った方法もありますが、まずは一般的に実践できる方法がこの4つの方法だと思ってください。

以前は、マイルを貯めると言ったら、飛行機に乗ってコツコツと貯めるか、ANAが発行しているクレジットカード「ANAカード」の支払いでマイルを貯めるのが普通でした。

しかし、この2つの方法で、
「長期休みで年に数回乗る程度」
とか
「普通に生活費をANAカードで支払う程度」
では年に1万~3万マイル位が限度で、思ったほどたまらなく、ビジネスクラスで海外旅行や、ファーストクラスに乗ってみたい事を実現する以前に毎年国内特典航空券に交換するのさえも難しい事に気が付くと思います。

そこで、最近では(最近と言っても2015年頃位からですが)「ポイント交換」でマイルを貯める方法が注目されるようになり、この方法を使う事で頑張れば数十万マイルもの大量のマイルを貯める事が出来るようになるのです。いわゆる飛行機に乗らずに、陸で貯める「陸マイラー」の誕生です。

陸マイラーを知らない人は信じられないかもしれませんが、本当でなければTVなどで取り上げられることはないです。

マイルを大量に貯める重要な「3つのキーワード」は

「ポイント交換の仕組みを理解する」
「クレジットカード払いを徹底する」
「ポイントサイトを利用する」
です。

スポンサーリンク
ANAマイレージ会員になる事が第一歩

入会金・年会費無料で入会できます
「マイル」を貯めるのには「マイレージプログラム」への入会が必須となります。
入会して、会員番号(マイレージ番号/お客様番号)を貰わない限り、いくら飛行機に乗ろうがマイルを貯める事はできません。そして、ANAが提供しているマイレージプログラムは「ANAマイレージクラブ(AMC)」と言います。

ANAマイレージクラブ(AMC)はANA(全日空)が行っているマイレージプログラム
JALが行っているマイレージプログラムはJALマイレージバンク(JMB)

ANAマイレージクラブへ入会するにはいくつか方法がありますが、一番簡単なのが、ANAのHPからWebで入会することです。

その他の方法は以下の記事を参考にしてみてください。

入会することで晴れてあなたもマイルを貯めるスタートラインに立つことができるのです!

ANAマイル
・ANAマイレージプログラムは、入会金、年会費は無料
・ANAマイルには有効期限がある
・ANAマイルを貯めることで国内線・国際線の特典航空券へ交換できる
・ANAマイルを貯める方法は飛行機に搭乗する以外にもあり、大量に貯めるには搭乗以外の方法が必須となる。
ANAマイルを何故貯めるの?

ANAマイルを貯める理由は、一番のお得な使い道である「特典航空券への交換」をする為です。

1ANAマイルはいくらの価値がある?一番お得な使い道は?
10,000ポイントをANAマイルにすると7,000マイルとなりますので実質1.43円相当の価値があると考えれます。果たしてポイントをマイルに交換して、この価値以上にはなるのでしょうか。

Tポイントや、楽天ポイントと言ったよく聞くポイントは1ポイント=1円の価値ですが、特典航空券に交換する事で、国内線だと1ポイント= 2~5円、国際線でビジネスクラスやファーストクラスの場合だと最大1ポイント=20円近い価値になるのです。

ANAマイルは、ANAの航空券と交換できるのはもちろんですが、同じ航空会社連合(アライアンス)の航空券とも交換する事が出来ます

航空会社アライアンスとは何か?ANAはどこに所属?
当サイトは全日本空輸株式会社、通称ANAについてマイルの事や関係情報をメインに記事を書いて作成しているわけですが、そんなANAは世界3大航空アライアンスの「スターアライアンス」メンバーなのをご存じでしょうか? ANA便に搭乗するとよくこんな...
3大アライアンス(航空会社連合)


ANAは「スターアライアンス」という航空会社連合に所属しているので
・ルフトハンザ航空
・ユナイテッド航空

・アシアナ航空
・タイ国際航空
と言った航空会社の搭乗券と交換することも出来ます。

流石のANAさんでも世界すべての都市に就航しているわけではないので、行きたい国にANA便が無いから特典航空券でいけないだと残念ですね。そのために同じスターアライアンスメンバーの特典航空券と交換する事でANAが就航していない都市に行くことが出来るのです。

ANAマイルが一番陸マイラーには貯めやすい

スターアライアンスメンバーの航空会社があまり就航していない国もあるので、自分が行きたい国がどこの航空会社(アライアンス)が就航しているかで貯めるマイルを選択するのが良いので、例えばJALが所属する「ワンワールド」が多く就航している国へ特典航空券で行きたいならJMBへ加入してマイルを貯めるのが一番です。

しかし、残念ながらJALマイルの場合、一番効率の良いポイント交換率がANAマイルより低いので「陸マイラー」がたくさんのマイルを貯めるのが難しいのです。

もう一つのアライアンスである「スカイチーム」はポイント交換も難しいので更に貯めるのが難しくなっています。

マイルの有効期限は3年と短い

マイルを貯めて特典航空券と交換するのに最大のハードルが「有効期限」が3年と言う事です。

1度に大量のマイルを貯める事は出来ないので、コツコツ貯めてて目標のマイルに貯まる直前で最初に貯まったマイルの有効期限が来て無駄になってしまいます。

対策としては以下の通りです。

1. 有効期限内に大量のマイルをためる方法で貯める
2. 有効期限を気にしないでANAマイルをためる方法を利用する

2.の方法としては、例えばクレジットカードのANAアメリカンエキスプレスやダイナースカードのようなカードポイントの有効期限が無いカードで少しづつでもポイントを貯め続けてる方法です。

そこでいよいよ次からは、基本のマイルの貯め方について、そして、有効期限内に大量に貯める事も有効期限を気にしないような方法についても解説していきます。

スポンサーリンク
基本の飛行機に搭乗してマイルを貯める


マイルの貯め方としては基本の本来の貯め方で、飛行機に実際に乗ることでマイルが付与されます。

ANAマイルを貯めるからと言って、必ずANA便に乗る必要はありません。

ANAと同じ航空会社連合(アライアンス)である「スターアライアンスメンバー」の飛行機に搭乗する際に積算するマイルをANAに指定することでもANAマイルは貯まります。

飛行機の搭乗でどの位のマイルが貯まるの?

登場して貯まるマイルは、ANAの場合以下の計算式となっています。

国内線:「区間基本マイレージ」×運賃種別ごとの「積算率」
+「区間基本マイレージ」×運賃種別ごとの「積算率」x ANAカード/ステータス積算率

国際線:「搭乗の区間基本マイレージ」×予約クラスごとの「積算率」
+「区間基本マイレージ」×予約クラスごとの「積算率」xANAカード/ステータス積算率

区間基本マイレージ」とは空港間の距離(マイル)で(国際航空運送協会)より発行される「TPM(運賃計算に使用する区間距離)」が基準となっています。

例えば
国内線
東京~札幌:510
東京~沖縄:984

国際線
東京~ニューヨーク:6,739
東京~パリ:6,194

と言ったマイル数になっていて、海外は遠いだけあって国内よりかなり大きいものとなっています。

そして、この区間基本マイレージに積算率をかけたのが実際に貯まるマイルです。

積算率には以下の種類があり

・航空券種別:運賃種別(国内線) / 搭乗クラス(国際線)
・所有カードクラス:ANAカード(ゴールド/プレミアム)
・プレミアムメンバー:ステータス(ブロンズ/プラチナ/ダイアおよび継続年数)

以下のようになります。

[国内線航空券種別積算率]

[国際線搭乗クラス積算率]


[ANAカード]

カードクラス 積算率
一般カード一般 10%
ワイドカード 25%
ゴールドカード 25%
 プレミアム 50%

[プレミアムメンバー(上級会員)]

カードクラス ANAカード所有 ANAカード未所有
ブロンズ 45%(1年目)
55%(継続2年以上)
40%(1年目)
50%(継続2年以上)
プラチナ 95%(1年目)
105%(継続2年以上)
90%(1年目)
100%(継続2年以上)
ダイアモンド 120%(1年目)
130%(継続2年以上)
115%(1年目)
125%(継続2年以上)

ANAカードとプレミアムメンバーは一番高い積算率が適用されます。

どの位のマイルが貯まるかの計算はANA HPにシュミレーション出来るサイトがありますので参考にしてみてください。

ANA SKY WEB : ANAフライトマイル・プレミアムポイントシミュレーション

例えば、国内線で

・羽田ー千歳
・区間マイレージが100%付与される運賃
・ANAゴールドカード所有
・プレミアムメンバー(プラチナ)

の場合だと、

■基本マイル
[搭乗の区間基本マイレージ×運賃種別ごとの「積算率」]
510x 100% = 510マイル

■ボーナスマイル
[搭乗の区間基本マイレージ×運賃種別ごとの「積算率」xANAカード/ステータス積算率]
510 x 100% x 95% = 484マイル

計510+484 = 994マイルが付与されます。

一往復して、約2000マイルなので、国内線特典航空券なら5往復程度で交換できます、国際線特典航空券のビジネスにもなると20~30往復程度必要となります。

ハッキリ言って、そんなペースで国内線に乗ることは出張に1か月に何度も行くような人じゃない限り現実的ではないです。しかも、このシュミレーションはかなりマイルが付く条件となっていますので、安い運賃であったり、ステータスが無い場合は更に多くの搭乗が必要となるのです。

普通に飛行機に搭乗する位では、ビジネスクラスはもとよりファーストクラスの国際線特典航空券と交換するなんて夢のまた夢なのです。

クレジットカードポイントを交換して貯める

飛行機の搭乗では多くは貯まらないマイルですが、「クレジットカード利用」でマイルを貯める方法でも貯める事が出来ます。

飛行機には載らないので、「陸マイラー」と呼ばれる貯め方となりますがどの程度貯まるのでしょうか。
クレジットカードで貯める方法は2通りあります。

1. ANAカードでANAマイルを貯める場合


ANAカード」はANAが発行しているクレジットカードで、利用金額に応じてマイルが貯まるカードです

カードの利用額に対して以下の還元率でクレジットカードポイントを交換してANAマイルが貯まります。

一般カード:0.5%
ゴールドカード:1.0%
プラチナカード:1.5%

年会費の安い「一般カード」を毎年100万程利用した場合は還元率0.5%ですので5,000マイル程となります。

100万 x 0.5% = 5,000マイル

国内線特典航空券へ交換する場合、季節により必要マイル数が変わるので、夏休みやゴールデンウィークといったハイシーズンだと片道交換に必要なマイル
東京~千歳:区間マイル510マイル →  9,000マイル
東京~沖縄:区間マイル984マイル → 10,500マイル
となります。

[国内線基本マイル別必要マイル]

区間マイル ローシーズン レギュラーシーズン ハイシーズン
0~300マイル 5,000 6,000 7,500
301~800マイル 6,000 7,500 9,000
801~1,000マイル 7,000 9,000 10,500
1,001~2,000マイル 8,500 10,000 11,500

5,000マイル位だと、1年の利用だけでは特典航空券交換は厳しく、2年の利用でやっと国内線特典航空券の片道分が届くようです。

国際特典航空券の場合は、例えばファーストクラスで日本からハワイに行く場合、ハイシーズン往復で16万マイル必要となりますので

16万 ÷ 0.5% = 3,200万円(一般カード)
16万 ÷ 1.0% = 1,600万円(ゴールドカード

現実的でない金額を利用する必要があります。
[ハイシーズンの必要マイル](2024/4/18以降の改定)

目的地のゾーン エコノミークラス ビジネスクラス ファーストクラス
韓国 18,000 33,000
中国、台湾、香港 23,000 43,000
アジア(シンガポール、タイなど) 38,000 63,000 114,000
ハワイ 43,000 90,000 160,000
北米(シカゴ、ニューヨークなど) 55,000 110,000 200,000
ヨーロッパ(ロンドン、パリなど) 60,000 120,000 22,000

ANAカードでたくさんANAマイルを貯めるのは無理なの?

残念ながらANAカードのマイル還元率はどのブランド(JCB/VISA/アメックス/Diners)でもカードランクで決まっているため、獲得マイル数を上げるには利用額を多くする以外は手段がありません。

ANAカードののメリット

ショッピング利用でのANAマイルは多くは貯まらないとはいえANAカードにはメリットもあります。

[カード更新時のボーナスマイル]
カード更新時にはカードのランクに応じてマイルが付与されます。

対象カード 継続時のボーナスマイル
(翌年以降毎年カード更新時のボーナス)
ANAカード一般 1,000マイル
ANAゴールドカード 2,000マイル
ANAカード プレミアム 10,000マイル

[搭乗ボーナスマイル]
ANAカードを所有していると、搭乗に対してボーナスマイルが付与されます。

対象カード ANA便搭乗ごとのボーナスマイル
ANAカード一般 区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×10%
ANAワイドカード・ANAゴールドカード 区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×25%
ANAカード プレミアム 区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×50%

貯まらないとは言え、マイルを貯めるにはお得なカードには違いはないので、マイラーなら1枚は持っていても損はありません。
ANAカードは複数持つことができるので、更新マイル目当てで所有している人も居ます。

【解説】ANAカードは何枚まで持てる?複数所有ルールとマイル統合方法
ANAカードは多くのの種類が発行されていますが、ANAカードはルールに従って最大9枚持つことが出来ます。複数のANAマイレージ番号(お客様)を口座統合すると、貯まっているマイルは合算して使えるようになります。
2.高還元率ポイントが貯まるカードで貯める場合

のち程解説するポイントをANAマイルに交換する方法にもなりますが、ポイント還元率が高いクレジットカードを使うことで、ANAカードよりも多くのマイルを貯める事ができます。

クレジットカードを利用して貯まるポイントが直接ANAマイルへと交換する事が出来ない場合があります。
その場合には、以下の図の様にANAマイルへ一番高い交換率で交換できるポイントへ[等価交換]で移行します。

クレジットカードA:ANAマイルへ高効率交換できるポイントが貯まる
クレジットカードB:ANAマイルへ高効率交換できるポイントに交換できるポイントが貯まる
クレジットカードC:ANAマイルへ高効率交換できるポイントに交換できるポイントに交換できるポイントが貯まる

クレジットカードBクレジットカードCは分かりくいですが、直接ANAマイルへ交換すると交換率が低いか、直接交換できないカードなので、別のポイントを経由して、ANAマイルに高効率で交換できるポイントへと等価交換(ポイントが減らない)する必要があります。

クレジットカードAでポイントを貯めるのが一番簡単ですが、クレジットカードAが一番還元率が高いとは限らないですし、クレジットカードB、クレジットカードCしか使えない場所で多くの利用をする場合などがあるので、獲得したポイントを交換して最終的にANAマイルに交換するという方法が必要となります。

マイルを貯めるのにお得なクレジットカード例

ANAマイルに直接交換できる「永久不滅ポイント」が高還元率なクレジットカード例としては、セゾンカードの「セゾンパール・アメック」です。

セゾンパール・アメックスは年30万までQUICPay利用でANAマイル還元率1.4%のおすすめカード
セゾンカードが発行している、セゾン・パール・アメリカン・エキスプレス(セゾンパールアメック)はQUICPAYの利用分は年30万円までポイント還元率2.0%と最高還元率を誇っているクレジットカードです。貯まるポイントは「永久不滅ポイント」なのでANAマイルに交換すると1.4%のマイル還元率です。

このカードは、QUICPayでの利用に限りますが、年間30万円までは2.0%の還元率を誇るカードです。仮に30万円分ピッタリ全部使った場合貯まる永久不滅ポイントは、1,000円の利用につき4永久不滅ポイント(20円相当)貯まるので

30万円 ÷ 1,000 x 4 = 1,200(永久不滅ポイント)

1,200永久不滅ポイントは、1永久不滅ポイントは通常の1ポイント=1円のポイントに換算すると5円相当なので6,000ポイントに相当します。

1,200 x 5 = 6,000(ポイント)

6,000ポイントを2024年現在のANAマイルへの最高交換率70%で交換すると4,200ANAマイルですので、ANAカード(ゴールド)で同額を利用した場合、マイル還元率1.0%なので3,000マイルが付与となり1,200マイルもの差が出ることになります。

ANA Payでも貯めれる

2023年にリニューアルしたANA Payもクレジットカードの直接の利用ではありませんが

・ANA Payへのクレジットカードチャージの付与ポイントをANAマイルへ交換(70%)
・チャージしたANA Payの利用額に対して0.5%還元率でANAマイルが貯まる

の様に、ポイントとマイルの2重取りが可能となっています。

ANAPayはタッチ決済とバーチャルカード利用が出来るので利用先も多く非常に使い勝手のよいスマホ決済となっているので使い先で困ることはありません。

ANAPay Android版サービス開始!
引用:ANA HP 2023年5月23日にiOS版でANA Payリニューアルの発表があり、Android版は後日リリースとなっていたのが、約一か月遅れて、本日2023年6月28日にようやくサービス開始となりました。 ・6月28日(水)より...

クレジットカードでマイルを貯める場合は、カード利用が多いほど貯まるので

・日常生活のあらゆる決済をカードで行うようにする
・還元率の高いカードを駆使して少しでも多くのポイントを獲得する

を常日頃心がけるのがポイントとなります。

スポンサーリンク
ポイントサイト利用で貯める

これまでに解説してきた
「飛行機に乗って貯める」
「クレジットカードの利用で貯める」
では実際には大量のマイルを貯める事が出来ないのが現状です。

では、どうやったらマイルを大量に貯めるのかと言うと、

「ポイントサイトを利用してポイントを貯めてANAマイルへ交換する」

です。このポイントサイトでポイントを貯めると言うの特に重要です!

方法の概要ですが、上の図の様に、クレジットカードだけでなくポイントサイトで貯まったポイントを交換していき、一番高効率で交換できるポイントから最終的にANAマイルへと交換する方法です。

前のSTEPで解説したクレジットカードでポイントを貯める場合は、利用額が多くないと貯まるポイントも多くはなりません。

ポイントサイトはポイントが大量に貯めれる

ポイントサイトを使った場合、10万ポイントや20万ポイント貯める事も可能となるので、10万マイル以上貯める事も出来るのです。

ポイントサイトって怪しんじゃない?

ポイントサイトは「案件」と言われる条件をクリアする事で、ポイントが貯まり、貯まったポイントを現金や商品券、他のポイントに交換できるサイトのことです。

案件は色々なものがありますが、代表的なのは

・クレジットカードを作る
・証券口座を開設する
・FX口座を開設する
・アンケートに答える
・スマホアプリをインストールする
・サイトを経由してネットで決済をする

と言った広告を企業がポイントサイトに依頼して「案件」として掲載します。会員がその案件を利用した場合に成功報酬として、会員とポイントサイトに支払う仕組みになっています。

ポイントサイトは数多くあるので、中には個人情報が悪用されたり、案件を利用してもポイントが手に入らないといった問題が全くないとは言えませんが、陸マイラーがお勧めしている大手ポイントサイトは10年~20年以上前から運営されいてるもので、プライバシーマークやJAPHICマーク,TRUSTeと言った第三者認証がされていますし、私も10年近く利用していますが今のところ問題はありません。

ポイントサイトを利用すると何故マイルが大量に貯まるの?

ポイントサイトを使わないでマイルを貯めるには

・飛行機に搭乗してマイルを沢山貯めるには、回数を多く乗るや海外の便に乗る必要があります。
・クレジットカードでマイルと沢山貯めるには1000万以上もの利用をする必要があります。

どちらもお金持ちやエリートビジネスマンでもない限り難しく、私の様な普通のサラリーマンや主婦や学生にはハードルが高い方法です。

ところが、ポイントサイトは案件を利用して条件を達成するだけでどんどんポイントを貯める事が出来るので、ポイントを貯めれば貯める程ANAマイルが貯まるのです。

例えば高額案件の「クレジットカード作成」や「FX口座を開設する」は1万とか2万の案件もあり、6~7件クリアすればそれだけANAマイルにして7~8万マイルにすることができるので、ビジネスクラスやファーストクラスが現実味を帯びてきます。

ポイントサイトの一つである「ハピタス」で楽天カードを発行した場合、作成しただけで13,000ポンと付与されます。

この13,000ポイントをANAマイルへ交換した場合は、9,100ANAマイルとなりますので、もしANAカードゴールドで同じANAマイルを獲得しようとした場合91万円も利用する必要があります!

1つの案件について1人1回しか利用できない案件ではありますが、この案件こそがポイントサイトを初めて利用する人ほど未利用の案件が多いのでポイントが多く貯まる理由ともなっています。
高額案件の場合、一度に多くのクレジットカードを作るとブラックリスト入りしたり、FX案件の〇〇通過取引が必要と言った条件の場合、取引によって損失を生じる場合もありますのでポイントサイトとは関係なくリスクはある事には注意が必要です。
ポイントサイトを利用し始めはこういった案件を利用できるので特に貯まりやすいと言えます。
おすすめのポイントサイトポイントは?

ポイントサイト初心者におすすめなのは次の3つです。報酬に差はありますが、最初の内は利用するポイントサイトを絞って、貯める事をお勧めします。

どのポイントサイトも登録料/年会費といったものはかかりませんので、まずは気軽に登録してみてください。慣れてきたら案件ごとにポイントサイトを選んでより良い条件でポイントを集めるのが良いと思います。

ハピタス→無料登録はこちら
[プライバシーマーク、JAPHICマーク獲得]
その買うを、もっとハッピーに。|ハピタス
ポイントサイトと言えばハピタスと言われるほど名前が知られているポイントサイトです。ハピタスと言う名称では2012年からサービスを開始していて、2024年時点で480万人の会員数を誇り、ショッピングやサービス、モニターなど多くの案件があり、高還元率をうたっています。
ハピタスランクというランク制度があり、毎月の利用状況に応じてランクアップすると、ポイント交換時にボーナスポイントを貰う事が出来ます。

モッピー→無料登録はこちら
[プライバシーマーク獲得]
稼いだポイントをマイルへ!陸マイラー御用達モッピー
陸マイラーの多くがお勧めしている事が多いのが「モッピー」です。2005年からサービスを開始している大老舗のサイトであり、運営している会社「株式会社セレス(コード 3696)」は東証一部にも上場しています。
画像からもお分かりの通り、このサイト自体が陸マイラー応援を前面に出していて、多くの高還元率案件があり会員数は1000万人を超えている巨大ポイントサイトとなっています。

ポイントインカム→無料登録はこちら
[プライバシーマーク獲得]
ポイントサイトのポイントインカム

2024年現在で約17年運営している会員数が500万人を突破している老舗ポイントサイトです。案件を利用して実績を積むと、会員ランクが上がり、通常ランクの場合、最大7%のボーナスポイントが獲得でき、さらに上位のランクでは最大30%のボーナスが獲得できます。通常ランクは一度獲得すればダウンが無いのも特徴です。

その他のおすすめポイントサイトは→こちらを参考にしてみてください。
【その他】キャンペーン/特典で貯める

ANAマイルはこれまでに解説してきた方法以外に、多くは貯まりませんが貯める方法があります。

1.ANAマイルが貯まるサービスを利用する
銀行・マネー・保険 | マイルを貯める | ANAマイレージクラブ
【ANA公式サイト】銀行・マネー・保険。あなたの旅や暮らしを豊かに彩る「ANAマイレージクラブ」。特典航空券や、キャンペーンなどANAのマイルを貯めて使えるサービス満載。

ANAマイレージモールでショッピング
ANAマイル提携店舗(ホテル/飲食店/ツアーなど)利用

普段の生活の中で追加でANAマイルが貯まるサービスがあるので機会があれば利用して少しでも多くのマイルを貯めてみてください。

2.ANAマイルが当たるキャンペーンを利用する

口座開設」や、「ANAカード利用」のようなキャンペーンが時々開催されていて、数千マイル~多い時で1万マイルが獲得できる場合があるので、無理がない条件なら利用するのがおすすめです。

以下はすでに終了したキャンペーンですが、キャンペーンでマイルが獲得できる参考記事です。

キャンペーンは常に開催されているものではありませんが、条件さえクリアすれば1万マイルが付与されたりと、無理のない程度での条件クリア利用であればお得なものとなっています。

3.ポイントキャンペーンを利用する

ANAマイルが直接貯まるキャンペーンの他にも、例えばVポイントやTポイントと言ったANAマイルに交換できるポイントが当たるキャンペーンがあります。

すぐチャン|クレジットカードの三井住友VISAカード
対象の三井住友カードをご利用でVポイントギフトがその場で当たる!利用するほど抽選チケットをGET!

ANAポイントに交換できるポイントなら、ANAマイルが貯まるのと同じですのでこのようなキャンペーンも積極的に利用するのもよいでしょう。

以上がANAマイレージクラブ会員となって、マイルを貯める入門概要となります。

基本的な飛行機に乗ってマイルを貯める事から、飛行機に乗らなくてもカードやポイントサイトを駆使してポイントを貯めることで、大量のマイルを貯めれるようになります。
陸マイラーは始めたばかりこそ多くのマイルが貯まります。ポイント交換のルートは毎年改定により封鎖や交換率が悪くなっていくので、是非現在のルートが存在しているうちにANAマイルを貯めて、ビジネスクラス/ファーストクラスに乗って海外へを旅行をしましょう!