ANAマイル口座グループ解説

10%マイルバックキャンペーンで使用したマイルが6万マイルほど使用していたので6,000マイルも戻ってきました。

付与されたのは「グループ3」の「用途・期間限定マイル」となり、使用期限は2023年10月31日まででした。
このマイルは何に使えるのだろう?と改めて思ったので、私と同じようにマイルグループについて馴染みのない方も多いかと思いますので、今回はマイルグループについて解説します。

目次

マイルグループとは

マイル口座は4つのグループに分かれています。

グループ1:通常マイル
グループ2:期間限定マイル
グループ3:用途・期間限定マイル
グループ4:航空関連サービス・期間限定マイル

各グループの概要は以下の通りです。

グループ1グループ2グループ3グループ4
使用用途制限なし制限なし一部制限あり多くの制限あり
有効期限36カ月後の月末ありありあり
貯まり方搭乗
ライフソリューション
キャンペーンキャンペーンキャンペーン

ポイントから移行したマイルは、グループ1に付与されます!

有効期限

グループ2~4は付与されるキャンペーンごとに使用期限が異なり、管理が必要ですが、有効期限がマイル残高のページでもマイルグループごとに表示されていますのでこちらでも確認することが出来ます。

グループ別使用用途

グループ1~4共通で制限なく使用可能な用途

・ANA国内線特典航空券
・ANA国際線特典航空券
・提携航空会社特典航空券
・ANA国際線アップグレード特典
・スター アライアンスアップグレード特典
・ANA SKY コイン
・ANA国際線超過手荷物料金お支払い

どのグループも搭乗関係には利用できるようです。

グループ3,4の用途制限の違い

グループ1,2は全部使用可ですが、グループ3と4では利用可能用途に違いがあります。

使用用途グループ3グループ4
ANA Payへのチャージ×
ピーチポイント交換×
ANAワールドホテル×
ANAトラベラーズホテル×
海外オプショナルツアー×
オンラインツアー×
ANAデジタルクーポン××
ANAバラエティクーポン××
ANA Mall×
ANAショッピング A-style×
ANA STORE@SKY×
ANAセレクション×
ANAマイレージモール
1,000マイルクーポン
××
提携ポイントへの交換××
寄付・支援×
マネープラン個別相談クーポン×
ANAビジネスジェット×
ANAビジネスソリューション研修ご受講eクーポン×
美容・健康クーポン××
アクティビティ・エンターテインメントクーポン××
ANAデジタルクーポン××
ANAバラエティクーポン××
ANAファミリーアカウントサービス登録手数料
ステートメント発行手数料
特典利用者のデータ変更・削除手数料

グループ3は提携ポイントに交換できないのと、一部クーポンへの交換が出来ないようです。
グループ4は手数料支払いに使える程度で、他は利用が出来ません。

使用される順序は?

マイルを使った時にどのグループのマイルから使われるかについては

マイルは有効期限が近いものから順に減算いたします。異なるマイル口座グループで同じ有効期限のマイルがある場合は、グループ4(航空関連サービス・期間限定マイル)からグループ1(通常マイル)の順で減算いたします。

引用:ANA HP

有効期限の短いマイルから先に使われます。

グループ1のマイルの方が有効期限が近く、グループ3のマイルが先の場合、グループ1の方から使われてるので、グループ3まで全部使い切らなかった場合、グループ3が一部残ってしまう場合があるので注意が必要

ダイヤモンドメンバー・ミリオンマイラー

グループ2~4は期限ありのマイルですが、ANA HPによると

・「ダイヤモンドサービス」メンバー期間中は、お持ちの未使用マイルの有効期限が延長され、マイルが失効しません。「ダイヤモンドサービス」メンバーでなくなった場合は、すべての未使用マイルの有効期限がその時点から36カ月後の月末までになります。
・ミリオンマイラーのお客様(ANAライフタイムマイル100万マイル以上)は、お持ちの未使用マイルの有効期限が延長され、生涯にわたってマイルが失効することはありません。

引用:ANA HP

つまり、グループに関係なくマイルは失効しないと言う事になるようです。

ミリオンマイラーが生涯マイル失効しないのは羨ましい限りですが、ダイヤモンドメンバーの場合、ステータスを失効後期限が3年後までとの事なので、もともと期限が短い期間限定マイルが通常マイルと同じ扱いとなる事になりますね。

まとめ

キャンペーンでグループ3のマイルが付与されたのを機会に、ANAマイルのグループ分けについて解説しました。
どのキャンペーンがグループ2~4になるかについてはまだ不透明な部分もありますが、搭乗利用するには問題ない様です。

基本的にはドンドン使えば問題ないのですが、周知のとおり特典航空券を取るのが至難の業となってしまっている現在、使いたくても使えない状況なのを何とかして欲しいものです。

コメント

コメントする

目次