ポイントを使ったANAマイルへの交換のうち、2024年でANAマイルへ高交換率なのが「みずほルート」/「nimocaルート」です。
この記事ではこの２つのルートの内「nimocaルート」について解説します。
nimocaルート
搭乗だけではマイルが貯まらない、ANAカードのクレジットカード決済で貯めるにも、何千万も使わないとビジネスクラスやファーストクラスに乗れるだけの特典航空券を発行するマイルが貯まらないと諦めていませんか？
ポイント交換を使ってANAマイルを大量に貯める基本解説通常は飛行機を利用することで貯まるマイルですが、飛行機に搭乗しないで貯めることもでき、飛行機に乗らずにマイルを貯める人は「陸(おか/りく)マイラー」と呼ばれます。
別記事で、ポイントをANAマイルに交換して貯める方法の初めての人向けの解説しました。
色々なポイントを大量に貯めて、最終的に高効率で交換できるポイントからANAマイルへ交換します。
「nimocaルート」はその名の通り「nimocaポイント」を使った「ANAマイル」へ交換するルートです。
必要なのは２つ
- ANA VISA nimocaカード
- ポイントサイト。
もうひとつのルート「みずほルート」では下図のように２枚のクレジットカードが必要です。
これに対して、「nimoca」ルートはと1枚のクレジットカードのみで交換できる簡潔なルートが特徴です。
ポイントサイトからnimocaポイントへの交換ルート概要は下図のようになります。
nimocaについて
「nimoca」とは、西日本鉄道株式会社が100%出資して設立した、福岡にある株式会社ニモカが運用している交通系ICカードとなります。
[nimoca]の名前の由来はHPによると
カードの名称は「バスにも、電車にも、お買い物にも、いろいろ使えるオールラウンドなカード」という意味で「nimoca（ニモカ）」としました。
出典：nimoca HP
との事です。
nimocaの種類は
- 通常nimoca
- スターnimoca(記名式suica/pasmoのようなもの）
- クレジット提携nimoca
があり交通系ICですので、Suicaを使うとJREポイントが、パスモを使うとメトロメトロポイントやその他私鉄ポイントがたまるように、nimocaも対象バス・電車の乗車および対象加盟店での利用でnimocaポイントが貯まります。
nimoaポイントが扱える「ANA VISA nimocaカード」
ANA VISA nimocaカードは「クレジット提携nimoca」で、三井住友カードが提携して発行しているnimocaポイントを扱えるANAカードです。
[基本情報]
| 年会費 | 年会費2,200円(税込)(初年度無料) マイペイスベリボ利用で826円(税込) |
|---|---|
| 基本還元率 | 0.5% |
| 継続ボーナスマイル | 1,000ANAマイル |
| 貯まるポイント | Vポイント |
| 国際ブランド | VISA |
| ETCカード | あり 初年度無料(次年度以降前年度に利用が無い場合は550円(税込)) |
| 家族カード | 年会費1,100円(税込)(初年度無料) マイペイスベリボ利用で522円(税込) |
このカードの最大の特徴はnimocaポイントを、交換率70%という高いレートでANAマイルに交換可能な点です。
他にもnimocaポイントを貯めることのできるクレジットカードは多数ありますが、ANAマイルに交換可能なのはこの「ANA VISA nimocaカード」だけです。
このカードを使ったANAマイル交換ルートを最終ポイント名称から「nimocaルート」と呼びます。
nimocaポイントを貯めるには
「ANA VISA nimoca カード」を使って該当の電車に乗車した場合はnimocaポイントを貯めることができます。しかし、該当エリア(福岡・大分・熊本・佐賀・長崎・宮崎・山口・函館)に住んでいないと、その電車に乗る機会もありません。
このカードのメリットである、nimocaポイントをANAマイルと相互交換可能に出来ることを最大限に生かすためには、ポイントサイトを使うことで貯まったポイントをnimocaポイント交換し、そしてANAマイルに交換することで大量のANAマイルを交換する事です。
nimocaポイントのANAマイルへの交換方法
この「nimoca」ルートですが、欠点としてはWeb上で交換が完結できない事です。
nimocaポイントを交換できる場所は
★の場所がANAマイルに交換できる場所となっています
出典：nimoca HP～ポイント交換ができる場所～
このカードが発表されたのが2017年12月で、その時点でANA Suicaカード,ANA TOKYUカード、ソラチカカードと交通系カードを持っている私としては、このnimocaカードも発行したかったのですが、さすがに現地までいけない場所なので、そのうち環境が整えばWebでも出来るだろうと思っていたのですが、2024年現在でもまだ実際に現地で交換が必要となっています。
ANAマイルへの交換期間
nimocaポイントからANAマイルへの交換の上限はないので、有効期限のあるnimocaポイントからではなく、有効期限のないポイントサイトのポイントに大量に貯めておいて、必要な時に一気に交換する事ができます。
Pex/Gポイントからnimocaポイントへの交換
nimocaに交換できるポイントサイトはPexとGポイントですが、交換に必要な日数はそれぞれ
- Pexからnimocaへの交換は交換翌月15日に反映
- Gポイントからnimocaポイントへは3日以内(18:00までの申請で翌日反映)
＊Gポイントの交換は5％の手数料が引かれますが対象サービスを使うと戻ってくるので実質手数料無料となっています。
nimocaポイントからANAマイルへの交換
nimocaポイントからANAマイルへの交換日数は
マイル積算日
引用:ANA HP
お申し込み後、マイル積算が確認されるまで、約1週間を要します。
※実際に交換した方の体験談を読むと数日で交換が完了しているようです。
・Gポイントからは最短で４日程度で交換可能
・Pexポイントからは最短20日程度かかるので「みずほルート」の永久不滅ポイントからの交換日数と同程度
まとめ
「みずほルート」と並んで最高交換率を誇る「nimocaルート」について解説しました。
・ANA VISA nimocaカードを使って70%の交換率でANAマイルへ交換できる。
・クレジットカード１枚必要。
・交換期間も「みずほルート」に比べて短い
・nimocaポイントを交換するにはwebからではなく交換機を使う必要がある。
手間や時間がかかってもWebで完結したい人は「みずほルート」が、交換機が近くにある人は「nimocaルート」がおすすめではないでしょうか。
因みに私は実際に交換機には行けないので「みずほルート」です。
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