追記)2024年4月24日の新Vポイントサービス開始にあたり、ANAマイルルートへの交換ルート変更に関する記事を作成しました。
引用:Tサイト
2023年6月13日に、以前より統合のアナウンスのあったVポイントとTポイントに関して、名称といくつか詳細発表がありました。
本記事では、ポイント交換に関する詳細は不明ですが、VポイントとTポイントの統合でポイントをANAマイルへ交換するルートである「みずほルート」で影響を受ける箇所について解説します。
「新Vポイント」の概要
新しい名称は青と黄色のデザインの「Vポイント」(新Vポイント)となります。約20年前にポイント始まってこれまでポイント業界をリードしてきたTポイントの名称はこれで消滅してしまうことになりました。
VポイントとTポイントは統合され、お互いの利点を生かしたサービスとなるようです。
貯まる
Tポイントは引き続き提携先で利用および貯めることができ、Vポイントは、ポイント提携先で三井住友カードを利用した場合ダブルで貯まるようです。
使う
新Vポイントは、TポイントとVポイントは使える店でどちらでも使えるようになります。
Tポイントはスマートフォンアプリ「Vポイント」でVisa加盟店で利用が出来るとの事。これはポイントが統合されることで相互にポイントが管理されると言う事かと思われます。
「新Vポイント」に関する疑問
新「Vポイント」はいつから始まるのか?
2024年4月22日(日)に統合されます。
どのように新「Vポイント」は貯めるのか?
これまでと変わらず、
・Tポイント提携先でポイントカード(モバイル)提示での買い物
・三井住友カードの利用
により「新Vポイント」は貯まります。
現在貯まっている各ポイントは新Vポイントにまとめれるのか?
2024年の春からまとめられるようになり、詳細は決まり次第アナウンスがある。
新Vポイントの有効期限は?
Tポイントの有効期限の考え方にあわせて、最終利用日(貯める・使う・交換する)から1年後が有効期限
みずほルートで利用するTポイントについて
みずほルートは、JRキューポへの交換にTポイントを利用しており、ポイントサイトで貯めたポイントはTポイントに交換する事ができます。このルートでTポイントが新Vポイントになった場合の疑問を以下に挙げます。
疑問1) 新VポイントのJRキューポへの交換は?
まず重要なのは、現在出来ているTポイントからJRキューポへの交換は新Vポイントでも引き続き等価交換が出来るのかです。
ポイント業界のシェア拡大を目的として、今回の統合が実現しているので悪化となる方策はとらないと考えたいところですが、現在VポイントからJRキューポへは交換は出来ないのでどちらのポイント交換ルートがメインとなるのか気になるところです。
疑問2) WAON POINTの新ポイントとの相互交換は?
新VポイントのJRキューポへの交換するルートが閉ざされてしまった場合には、別のルートでJRキューポへ交換する必要があります。
そのうちの1つがイオンSUGOCAを使ってWAON POINTをJRキューポへ交換するルートになります。
このルートの場合はJRキューポへ直接WAON POINTから交換できるので、TポイントからJRキューポへの交換ルートが閉鎖された場合にも有効です。
2023年4月からWAON POINTとTポイントの相互交換は開始されたばかりなので新VPOINTも引き続きWAON POINTへ交換できるのではないかと思っています。
疑問3) ポイントサイトのポイントの新Vポイントへの交換は?
現在多くのポイントサイトは、Tポイントに交換可能です。
各ポイントサイトが新Vポイントへこれまで通り等価交換出来るのか注意が必要です。
新VポイントはVポイントをTポイントに等価交換できるようになるのか?
現在VポイントをTポイントへ交換する場合は80%の交換率となっています。
ANA VISAカードを持っている場合は、VポイントはANAマイルへ60%で交換できるのですが、Tポイントへ交換してみずほルートでANAマイルへ交換しようとすると、
となり、5,600ANAマイルとなってしまうので、Vポイントを直接交換した場合の6,000ANAマイルより少なくなり損をしてしまうのですが、これが新Vポイントで統合した場合に、Tポイントと同じ扱いが出来るならば今まで60%で交換していたVポイントが70%で交換できるためかなり期待してしまいます。
※2023年10月2日よりVポイントからTポイントへの等価交換サービスが開始しました。
まとめ
VポイントとTポイントの統合に関してANAマイルへの影響について解説しました。
現時点ではまだ詳細は不明なのでみずほルート中の交換ルートがどの程度影響を受けるかは不明ですが、少なくとも
・現在のVポイントはTポイントに交換すると減ってしまうので、統合により交換率が上がる可能性がある
・現在のVポイントは2年の有効期限があるが、「新Vポイント」は現在のTポイントと同じ最終利用日(貯める・使う)から1年後が有効期限となる為実質無期限となり、ANAマイルへ必要時に交換する事が出来る可能性がある。
と言った期待はできるようです。
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