ANAマイルがより貯まるのは?WealthNavi for ANA vs AEON CARD

自動で資産運用してくれるロボアドバイザーサービスのWealthNavi(ウェルスナビ)ですが、2022年7月よりイオンカードと提携したサービス「WealthNavi for AEON CARD」が開始しています。

本記事では、同様にANAと提携しているサービス「WealthNavi for ANA」と比較してどちらがより多くANAマイルを貯めることが出来るのかについて解説しています。
資産運用としての紹介ではなく、ANAマイルを貯めることが出来る方法の紹介となりますのでご承知ください。

目次

WealthNaviの概要と提携口座

WealthNaviはいくつかの質問に答えるだけで、投資先からその人に適したポートフォリオを提案してくれ、自動的にポートフォリオの再構築が行われ資産運用を行ってくれるロボアドバイザーサービスです。
その特徴は

  1. 世界水準の金融アルゴリズム
  2. 運用手数料1%
  3. 取引手数料無料
  4. リスクに応じた5つの設定で運用

であり、本家のWealthNavi口座以外にも提携パートナーWealthNavi for **」の名称の運用口座がもあり、その提携企業ごとの特徴は以下の通りとなっています。

本家WealthNavi長期割
提携住信SBIネット銀行手数料無料回数が増える
ソニー銀行優遇プログラム Club Sの対象合算となる
auじぶん銀行Pontaポイント売留津や手数料優遇
JAL運用に応じてマイルが付与される
ANA運用に応じてマイルが付与される
TOKYU POINT運用に応じてTOKYU POINTが付与される
ODAKYU保有額に応じて小田急ポイントが貯まる
AEON CARD積立に応じてイオンカードに応じたポイントが貯まる
イオン銀行特になし
横浜銀行特になし
東京スター銀行特になし
東京海上日動特になし
三菱UFJ銀行特になし
千葉銀行特になし
十六銀行特になし
オリックス銀行特になし
東邦銀行特になし

WealthNaviは複数の口座を持つことは出来ないので、いずれかの口座を選んで開設して運用することになります。一度運用を始めた後に、他の口座で運用を行いたい場合は、一度口座を解約して新たに申し込む必要があります。

※特定口座の場合、年内に運用実績がある場合は翌年まで別の口座で運用する事が出来きません。

ANAマイルを貯めることが出来るWealthNavi

提携WealthNaviでANAマイルを貯めることが出来るのは以下の2つのサービスとなります。

WealthNavi for ANA

2017年9月に開始したANAマイレージ会員向けのサービスで文字通り、「ANAマイル」が直接貯まります。

サービス概要

最低運用額30万円
運用手数料預かり資産の1%(3,000万円まで)
入金方法クイック入金、振込入金、自動積立

1年で貯まるマイル

運用開始時にもれなく300マイルと各四半期毎に平均資産評価額が100万円以上の場合50マイル、年間最大200マイルが貯まりますので
初年度は300+200 = 500 ANAマイル
翌年以降は200ANAマイル
しか貯まりませんのでハッキリ言ってメリットはありません。

WealthNavi for AEON CARD

2022年7月に開始したイオンカードユーザー向けのサービスです。

貯まるのは積立で使用するイオンカードに応じたPOINTです。

サービス概要

最低運用額1万円
運用手数料預かり資産の1%(3,000万円まで)
入金方法クレジットカード積立、クイック入金、振込入金

クレジットカード積立対応カードと付与されるポイント

WealthNavi for AEON CARDでは運用資金をイオンカードで積立る事ができます
使用するカードによってはWAON POINJRキューポが貯まるので、「みずほルート」で貯まったポイントをANAマイルに交換することが出来ます。

カード名付与ポイント
イオンJMBカードJALマイル
JQ SUGOCAJRキューポ
JMB JQ SUGOCAJRキューポ
それ以外のイオンマークのカードWAON POINT

・イオンスマートペイカード
・イオンコーポレートカード
・イオンゴールドコーポレートカード
・イオンマイスターカード
・サンデーアグリッシュカード
・イオンデビットカード
・イオン銀行キャッシュ+デビットカード
・ETCカード
・家族カード
・オフィスマックス法人カード
・ホーマック法人カード
・ホーマックプロカード

1年で貯まるマイル

WealthNavi for AEONは、クレジットカード積立ての場合、積立額の0.5%のポイントが毎月付与されます。

引用:イオン銀行 WealthNavi HP

5万円積立た場合に付与されるポイントは

50,000 x 0.5 % = 250ポイント

ですので、1年間では

250ポイント x 12 = 3,000ポイント

JRキューポ、WAON POINTは共に「みずほルート」を使ってANAマイルへの交換は70%の交換率で移行できますので

3,000 x 0.7 = 2,100 ANAマイル

のマイルが毎年貯まることになります。
貯まったポイントは
WAON POINT → T POINT → JRキューポ → 永久不滅ポイント → ANAマイル
へと交換する事が出来ます。

WealthNavi for AEON CARDの始め方

イオンカードを用意する

  1. WAON POINTが貯まるイオンカード
  2. JRキューポが貯まるJQ SUGOCA

のどちらかが必要となります。
すでに持っている場合はWealthNavi申し込みが出来ます。

持っていない場合は新規申し込みが必要です。

おすすめイオンカード

ウェルシアカード

WAON POINTが貯まるカードの場合は、TポイントとWAON POINTの2重取りが出来るウェルシアの買い物で貯まるカードです。

JQ SUGOCA


JRキューポを貯めるには「JQ SUGOCA」カードが必要となります。

JQ SUGOCAは、イオングループ傘下のイオンフィナンシャルサービスが、JR九州(九州旅客鉄道)と提携して発行しているクレカと交通系電子マネーSUGOCA(スゴカ)の一体型カードです。

似たような名前の「イオンSUGOCA」カードがありますが、こちらはWAON POINTが貯まるカードですので、積立利用の場合もWAON POINTが貯まりますので注意してください。

JQ SUGOCAの年会費は初年度無料、2年目以降も前年1回以上のショッピング利用で無料です。

口座を開設し運用設定する

STEP
WelathNavi for AEON CARDに申し込む

HPより口座開設手続きを行います。

STEP
口座開設後初回入金する

一番最初はクレジットカード積立ではなく入金する必要があります。
WealthNaviは最低投資金額が10万円からですが、この10万円はイオンカードから支払うことができません。銀行口座から振込入金するか、クイック入金で行います。

STEP
クレジットカード積立設定をする

クレジットカードの毎月の積立は1万円~5万円の設定が可能です。

STEP
自動的に運用が開始されます

運用についての注意

WealthNaviは一旦運用を開始すると、後は毎月自動的にポートフォリオの再構築や積立入金による自動買い付けが行われます。買い付け時が高値で行われた場合、リスク許容度の設定によっては、世界的な株価暴落時などで大きく資産が目減りする事になります。

特に現在(2023/6)はリーマンショック以降で日経平均が最高値を更新しており、世界的にも高値圏にあるため不景気に突入する可能性は十分あります。

WealthNavi for AEON CARDを利用するのは資産運用ではなくANAマイルを獲得する為なので、利益が出ている場合に一旦全額出金するなどして利益を確定するなどして暴落時の資産減少に備える必要があります。

まとめ

WealthNaviでANAマイルが貯まる2つの提携サービス

  1. WealthNavi for ANA
  2. WealthNavi for AEON CARD

ではAEON CARDの方が多くのANAマイルが貯まります
本家のWealthNaviでは長期割があり運用手数料が安くなるなどのメリットがあるので資産運用的にはそちらがお薦めなのですが、陸マイラーであれば資産運用と言うより、ANAマイルを貯めることが出来る方方法として利用するのは如何でしょうか?

WealthNaviは投資サービスです。長期的に運用を続けていれば利益が出る可能性は十分にありますが、短期的な場合、タイミングによっては資産の原本を大きく割ってしまう場合もある為、実行する場合はよく内容を理解した上で自己責任において行ってください。

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